日本石灰窒素工業会

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農家の使用体験記｜技術情報

石灰窒素を活用したキャベツ栽培

大阪府泉佐野市　射手矢さん

　射手矢（いてや）さんは、泉佐野市でキャベツ、水稲、タマネギ、サトイモなどを栽培しています。訪問した10月は、水稲の刈り取りとキャベツの作付けが一段落していましたが、サトイモの収穫に忙しい時期でした。
　射手矢さんは、石灰窒素をキャベツの根こぶ病対策として使用しています。根こぶ病に困っていたとき、石灰窒素を使用したところ、「安心して栽培できる」と実感されたそうです。大きなキャベツをつくることが理想で、石灰窒素で足りない肥料分は、化成肥料で補っているとのことでした。
　石灰窒素を施用した後、定植までに期間を空けるのに苦労していたとのこと。というのも、キャベツ以外にも作付けしており、奥さんと作業する都合上、いかに効率よく作業できるかを念頭に置いていたからです。しかし、石灰窒素の施用で外葉が大きくなり、雑草の発生を抑えることができ、さらにキャベツ自体も大きく育つのを目の当たりにしたことで、今では石灰窒素を味方にし「こんなに良い物はない」と大変満足していました。
（取材：コープケミカル株式会社　中野、川上）

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