日本石灰窒素工業会

国産石灰窒素の稲、小麦、野菜等への上手な使い方をアドバイス致します。

資料請求はこちら

⼟づくり効果事例|⼟づくり効果

太陽熱・石灰窒素法

graph01

効果のある作物と病害虫

graph

稲ワラすき込みによる有機物補給

graph01

作業手順の動画はこちら

速成堆肥の作り方

graph01

参考

炭素率の高い有機物を早く腐熟させるには、窒素を添加し炭素率を30ぐらいにする必要が あります。この炭素率の調整に必要な窒素の添加量は、
次式から求められます。
X=C/A-N
(X=添加する窒素の割合、C=材料の炭素量、N=材料の窒素量、A=矯正する炭素率)
具体的例稲わらの場合、C=42、N=0.6(この場合の炭素率は70)、A=30です。
X=42/30-0.6により、X=0.8(%)になります。
これは1tの稲わらに窒素量8kgが必要となり、石灰窒素換算で40kgです。

表. 最大有機物(1t)の炭素率低下に必要な添加窒素量

材料 現物平均 炭素率30にするための
必要な添加窒素量
添加窒素量を
石灰窒素に換算した量
C% N% C/N
とどまつ樹皮 48 0.4 120 12kg 57kg
小麦稈 40 0.4 100 9.3 44
大麦稈 40 0.5 80 8.3 40
麦わら 42 0.6 70 8.0 38
すすき茎葉 42 0.7 60 7.0 33
乾燥野草 50 1.0 50 6.7 32

※石灰窒素の窒素含量21%で計算