日本石灰窒素工業会

国産石灰窒素の稲、小麦、野菜等への上手な使い方をアドバイス致します。

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石灰窒素とは

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石灰窒素は、1901年(明治34年)にドイツで発明され、国内での製造は1909年からで、110年以上もの歴史のある肥料です。
石灰窒素は、一つの資材で農薬効果、肥料効果、土づくり効果を発揮します。

ところで、石灰窒素は、電気炉で生石灰(石灰石を焼成)とコークスや無煙炭から生成したカルシウムカーバイトに、大気から分離した窒素を窒化炉(1200℃)で反応させてつくられます。石灰窒素の組成は、カルシウムシアナミド、酸化カルシウム、炭素から成ります。

石灰窒素は土壌に施用された後に、シアナミドに変化し殺菌・殺虫・殺草など農薬効果を示し、その後シアナミドは肥料成分に変わり、肥料としての役割を果たす。これが石灰窒素の大きな特長であります。
また、安心してお使いいただくために、30種類以上の試験を実施し、農薬取締法に基づき厳正な検査を受けて農薬登録されています。

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石灰窒素使用作物

使用作物回答件数(複数回答)

石灰窒素使用体験記(1996年)より

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石灰窒素を使用している野菜の種類(306件の内訳)

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石灰窒素は切っても切れない資材と評価をいただいております。

石灰窒素が機能を発揮する過程

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石灰窒素の成分

肥料 農薬
窒素 アルカリ分 カルシウムシアナミド
粉状・防散 21% 55% 50%
粒状 20% 50〜55% 40〜55%
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製造メーカー

  • デンカ株式会社
  • 片倉コープアグリ株式会社
  • 日本カーバイド工業株式会社