環境保全型農業をすすめるためには、良質な堆厩肥の安全供給と安全性の確保が重要です。しかし、堆肥中の大腸菌群が課題となっています。
長野県農政部では、牛ふん堆肥で、冬期間の低温時及び水分含量が多過ぎる場合には、堆肥の品温が上昇せず、大腸菌群も死滅しないこともあります。このような場合でも、石灰窒素を1〜2%添加することにより、低減させることができました。
石灰窒素を加えると腐熟促進効果による発熱で、牛ふん堆肥中の大腸菌群を死滅させます。
環境にやさしい農業が求められている今日、より安全な堆肥づくりのため、石灰窒素の使用をお勧めいたします。



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