(6)作物別施用法 (花き類)


Q6−5−1 花き類の連作障害対策について教えて下さい。

A6−5−1 ストックの黒腐病および立枯病に対し、太陽熱・石灰窒素法により被害を抑制した事例を紹介します。

表6-5-1 太陽熱・石灰窒素法によるストックの黒腐病防除
(串本普及センター・串本町農協・和歌山県農試共同調査・1977年)
表6-5-1 太陽熱・石灰窒素法によるストックの黒腐病防除
(串本普及センター・串本町農協・和歌山県農試共同調査・1977年)
備考) Aハウス:有機物(刈草) 2,000kg+石灰窒素130kg
Bハウス:有機物(わら) 1,000kg+石灰窒素130kg
ハウスの大きさ:5m×25m   品種:先勝の雪、秋の紅
定植8月下旬〜10月上旬  収穫10月下旬〜3月下旬
【処理方法】 石灰窒素130kg/10aと乾燥山野草 1,000〜2,000kgを用いて、
梅雨の後半から8月上旬まで、太陽熱・石灰窒素法を実施した。
水が少ないので雨水(梅雨)を活用した。