(6)作物別施用法 (野菜類)


Q6−4−6 野菜の追肥として効果を上げていると聞きますが、その使用方法を教えて下さい。

A6−4−6 石灰窒素は作物に直接かかると薬害を起こすので追肥として使用されることは少ないのですが、生育期間の長い野菜や長期間にわたって収穫をつづける野菜には追肥として使用したり、また葉面が「ろう質」で比較的石灰窒素の被害を受けにくい野菜には使用して効果を上げている事例が増えてきました。たとえば、ナス、ピーマン、ネギ、タマネギ、キャベツ、ブロッコリーなどです。この場合、使用する石灰窒素は粒状を使用し、なるべく作物にかからないよう畦の肩口や畦間に施します。また、風のあるときなどは土と混ぜて施用するとか、飛び散らぬよう地面近くから施すなどの工夫をして下さい。なお、大雨が予想される場合は使用を控えて下さい。