(6)作物別施用法 (野菜類)


Q6−−26 根菜類に対してどのような効果がありますか?

A6−4−26 根菜類は肌の色艶などの色択、形状の優れたものが高品質であり、この品質低下に最も影響するのがセンチュウ特にネグサレセンチュウの被害です。ゴボウでは根部が黒く褐変するヤケ症状、ニンジン、ダイコンでは乳白色や黒ゴマ粒のような斑点症状、さらにニンジンでは裂根、岐根も発生します。
石灰窒素はセンチュウに対して50〜100kg/10a施用の土壌混和で農薬登録されています。播種前の10〜14日前に石灰窒素を施用し、不足養分は化成肥料で補います。石灰窒素の窒素は肥効が持続するため、追肥を省略でき、地下部の肥大も良好となります。