(6)作物別施用法 (野菜類)


Q6−4−2 連用すると効果が高くなると聞いていますが、なぜでしょうか?

A6−4−2 野菜産地では石灰窒素がよく連用されています。
石灰窒素の連用により病害虫や雑草の発生が次第に少なくなるという効果が体験として知られています。
また、堆肥など有機物の分解を進め、これらの肥料成分の放出により作物の生育が順調に進むものと考えられます。石灰窒素の連用は、露地栽培では極端な多肥でないかぎり問題は起こりません。施設・雨よけ栽培では、土壌の養分が過多となり減肥が必要となる場合がありますので土壌診断などにより連用の可否を決めて下さい。
なお、この問題は肥料の総使用量と深い関係がありますので総合的に判断して下さい。