(6)作物別施用法 (野菜類)


Q6−4−11 ピーマンに使うと、どのような効果があるのでしょうか?

A6−4−11 ピーマンに対する太陽熱・石灰窒素法により、センチュウ類の防除および品質と収量を向上させる事例が報告されています。
また、長野県では石灰窒素の追肥によって高い収量とA級品の比率も高まり優れた効果がみられています。
ピーマンに対する施肥量は、作型や施肥体系などにより異なりますが、10a当たり60〜100kgを生育中期ごろより生育状況をみながら2〜5回ぐらいに分けて施します。

表6-4-6 ピーマンに対する石灰窒素の肥効(追肥) (長野普及センター・1996年)
表6-4-6 ピーマンに対する石灰窒素の肥効(追肥)  (長野普及センター・1996年)
備考) 品種 : 京波  移植 : 5月27日  最終収穫日 : 11月8日
基肥Nとしてl0a当たり22kg(化成肥料を共通に使用)
追肥Nとして石灰窒素は7月15目、8月10日の2回に分け10a当たり9kgを使用
慣行区は追肥として化成肥料を使用 ( )内指数