(3)農薬効果


Q3−3 除草を目的とする場合、 どのように施用したらよいのでしょうか?

A3−3 粉状または防散石灰窒素を10a当たり50〜70kg耕起前にできるだけ均一に全面散布して下さい。除草のためには石灰窒素の農薬効果の有効成分シアナミドを葉と根から吸収させなければなりません。そのためには雑草に露のある早朝に散布するようにして下さい。
 また、雑草が発芽して間もなくの、まだ大きくならないうちに用いるようにして下さい。雑草が大きくなったり、露が乾いてから散布すると効果が少なくなります。朝露のある時は風も少なく石灰窒素を散布するのに好都合です。

表3-2 除草効果:参考例(電気化学工業(株)調査 於:群馬県・1995年)
表3-2 除草効果:参考例(電気化学工業(株)調査 於:群馬県・1995年)
調査は9月27日・2ヵ所平均雑草重量(g)と数(本)  注) 1カ所0.443m2 (81.3x54.5p)