(3)農薬効果


Q3−2 病害虫防除効果を高めるには、どんな使い方が必要ですか?

A3−2 石灰窒素は土壌中で水分と反応して有効成分のシアナミドを分離し、このシアナミドが病害虫と接触して効果をあげるわけですが、移動する範囲がせまいため病害虫との接触が不十分になりがちです。その上、分解が早いため農薬効果があらわれにくいことがあります。
したがって効果を高めるためには、土壌に適当な水分があること、石灰窒素と土壌をよく混和して病害虫と十分接触させること、が大切です。