ビックベイン病は、2002年には淡路島の26%で発生しており、対応に困難を極めています。
兵庫県立農林水産技術総合センターでは、露地マルチ栽培で、赤外線透過型マルチを用いて、補助資材としてメチオニン、尿素系ポリマー、石灰窒素を土壌混和し、太陽熱利用土壌消毒を行いました。2作目での効果を調べた結果、特に石灰窒素併用太陽熱利用消毒では、発病抑制および商品化率ともに効果が優れており、十分実用性のあることが明らかになりました。
太陽熱・石灰窒素法は、イチゴ萎黄病に対し開発された物理的防除法ですが、ここではレタスに応用したものです。
環境にやさしい土づくりと併せた、太陽熱・石灰窒素法をお勧めいたします。



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