《参考》
炭素率の高い有機物を早く腐熟させるには、窒素を添加し炭素率を30ぐらいにする必要が あります。この炭素率の調整に必要な窒素の添加量は、
次式から求められます。
X=C/A−N
( X=添加する窒素の割合、C=材料の炭素量、N=材料の窒素量、A=矯正する炭素率 )
具体的例稲わらの場合、C=42、N=0.6(この場合の炭素率は70)、A=30です。
X=42/30−0.6により、X=0.8(%)になります。
これは1tの稲わらに窒素量8kgが必要となり、石灰窒素換算で40kgです。