センチュウ類には、10a当たり50〜100kgを全面散布または作条に施用(播溝や植溝)し、作土とかき混ぜます。
センチュウは地中で卵のかたちで越冬します。その間は薬剤に対する抵抗力が強いので、春先15℃以上になり、卵からふ化し、動きが活発になってから施用すると効果的です。
センチュウ防除には、マリーゴールド(アフリカントール)、ヘイオーツなど、殺センチュウ効果のある対抗緑肥作物を栽培し、これらをすき込むときに石灰窒素を添加すると、腐熟を早め、殺センチュウ効果をいっそう高めます。